カリマーがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

カリマーがダサい理由
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カリマーは、イギリス発祥のアウトドアブランドとして知られ、豊富なリュックサックやジャケットをはじめ、登山やトレッキングなどで活躍するアイテムを多数展開しています。

自然を相手にする過酷な環境下でも耐えられる高い耐久性、そして英国らしい落ち着いたデザインが大きな魅力です。そんなカリマーですが、一部では「地味」「無骨」「ダサい」といった否定的な意見があるのも事実です。

本記事では「カリマーがダサい」と言われる理由や、そのような印象を持たれる背景を掘り下げながら、おすすめできる人・できない人、さらには評判や口コミを整理していきます。

「カリマーのリュックが気になるけど、周りからダサいと思われないか心配…」と感じている方は、自分の用途や好みに合うかどうかをぜひ確認してみてください。

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目次

カリマーとは?

カリマーは、1946年にイギリスのランカシャー州で創業したアウトドア用品の老舗メーカーです。自転車用のサイドバッグから始まり、やがて登山やトレッキング用装備を本格的に手がけるようになりました。優れた耐久性、体への負荷を軽減する背面設計、実用性を追求した数々の工夫から、プロの探検家や山岳家をはじめ、世界中の冒険者に支持されるブランドへと成長していきます。

現在ではリュックサックやトートバッグ、アウターウェア、登山靴など、幅広いラインナップを提供しています。イギリス生まれということもあり、シンプルで控えめなデザインが多く、過度に派手な印象を与えないのが特徴です。アースカラーを中心とした落ち着いた色使いや、自然の中で溶け込むような視覚的アプローチは、英国アウトドアブランドらしい伝統を継承しています。こうしたテイストや機能性は「長く使えるアイテムが欲しい」と考える人々から高い評価を受ける一方、ファッション性を重視する層からは「地味」「ダサい」という見え方をされることがあるのも事実です。

もともとイギリスの気候は雨が多く変化しやすいため、カリマーのアイテムは防水性・防風性といった実用面をとくに重要視して設計されています。長時間の歩行や悪天候下での使用に耐えられる素材・縫製にこだわっており、過酷な状況でも壊れにくいアイテムとして世界的に認知されるようになりました。その一方で、都会的なおしゃれや最先端の流行を前面に打ち出すブランドではありません。こうした背景が、愛用者からの高い信頼と、批判的な「ダサい」という評判を同時に生んでいる理由だと言えるでしょう。


カリマーがダサいと言われている理由

カリマーのアイテムは、自然や山岳地帯などユーザーが過酷な環境下で快適に過ごすことを最優先に設計されています。これが大きな特徴ですが、街中でファッションとして取り入れる際には「無骨なデザイン」「派手さに欠ける色合い」と受け取られがちです。ここでは、なぜカリマーが「ダサい」と言われてしまうのか、3つの観点から掘り下げていきます。

ミリタリー調やアースカラーが多く、街中で地味に映る

カリマーでは、カーキやベージュ、オリーブグリーン、ダークグレー、ブラックといったアースカラーがよく用いられています。これらのカラーは森林や岩肌などの自然環境に溶け込みやすいだけでなく、汚れが目立ちにくいことからアウトドア装備としては理にかなった色使いです。しかし、華やかさや目新しさを求める都心のファッション感覚からすると、どうしても地味・落ち着きすぎた印象を受ける傾向があります。

さらにカリマーのロゴデザインは、英国旗をモチーフにした四角い象徴的なマークでありながら、装飾性がそれほど高くありません。大きく主張するガジェットやアクセントが少ないため「家族連れの登山客みたい」「ミリタリー調でゴツい」と感じる人もいるでしょう。実際に街中で見比べると、ビビッドな色を多用するブランドや、洗練された都会的デザインを打ち出すブランドと比べて、カリマーは落ち着きと実用性を前提にしているゆえ「ダサい」と評価されがちなのです。

リュックやアウターの設計が機能性重視すぎて洗練されたおしゃれ感に欠ける

カリマーのアイテムは、長距離を移動するための背負いやすさ、防水・防風への配慮などが突き詰められています。リュックサックにはチェストストラップやヒップベルトといった装備が付き、ショルダー部分には厚めのクッションが仕込まれている場合が多いです。また、登山を想定したジャケットは生地の耐久性や撥水性、通気性を重視し、身体の動きを妨げないパターン設計がなされています。

こうした設計は、アウトドア派には大変ありがたいものの、街中で着こなすには「ゴツい」「スポーティー感が強い」「アウトドア感が前面に出すぎて、コーディネートが難しい」と感じさせる要因になりやすいです。近年はファッションとアウトドアが融合したスタイルが注目を浴びていますが、あくまでもカリマーは機能を最優先してきたブランド。その結果として最新のモードや洗練されたシルエットとは異なるため、都市型ファッションに敏感な層からは「無骨でダサい」という意見が生まれているわけです。

流行色やコラボ企画が少なく、マンネリ感を抱く人がいる

数多くのアウトドアブランドが、近年ではストリートやハイブランドとの協業を行ったり、鮮やかな配色で若年層の需要を取り込んだりしています。しかしカリマーの場合、従来からの特長である実用性と耐久性を重視する姿勢が強く、過剰に派手な新作や流行色への積極的な取り組みは少ない印象です。「定番カラー」「定番ライン」のアップデートは行われていますが、毎シーズン大胆な色や形状を展開するブランドと比べるとバリエーションは限られます。

この点で「いつも同じように見える」「もっと遊び心や新鮮さが欲しいのに、カリマーは保守的だ」と感じる人が一定数存在します。結果的に「地味」「古い」と映りやすい側面があり、「ダサい」という評判につながってしまうのです。ただし裏を返せば、ベーシックなデザインを長く使い続けたい人にとっては、むしろ大きなメリットでもあります。


カリマーの評判・口コミ

実際にカリマーのアイテムを使用している人々の声を見てみると、その機能面の高さや耐久性を評価する声が目立つ一方、デザインについては意見が分かれやすい傾向があります。ここでは、良い口コミと悪い口コミを整理してご紹介します。どのブランドでも言えるような抽象的な意見ではなく、カリマーならではの口コミを意識してまとめました。

良い口コミ

  • 軽くて丈夫なリュックサックが多く、実際に数年使っても型崩れや破れが起きにくい
  • 登山やトレッキング中に急な雨に降られても、防水性がしっかりしていて荷物が濡れにくい
  • 背負いやすさと熱のこもりにくさを両立する仕組みがあり、夏場の沢登りでも蒸れにくい
  • ロゴや装飾が主張しすぎないので、シンプルな服装が好きな人には合わせやすい
  • イギリスらしい落ち着いた色合いは、かえって長年使っても飽きがこない

悪い口コミ

  • デザインが無難すぎて、ファッション性を求める人にとっては楽しめない
  • 街中で持ち歩くと、どうしても「登山帰りっぽい」雰囲気になる
  • 価格帯がやや高めで、同じ価格ならもっとおしゃれなブランドも選べるのではないかと感じる
  • マンネリ化している印象があり、シーズンごとの新鮮味に欠ける
  • ロゴが大きめに入っているモデルは、かえってミリタリー感が強くて嫌だという人もいる

口コミを総合すると、アウトドアを楽しむ上での機能性には非常に定評がある一方、派手で都会的なスタイルや先進的なデザインを求める人からはネガティブな印象を持たれやすいようです。


カリマーがおすすめな人

それでは、実際にカリマーのアイテムがどのような人に向いているのでしょうか。アウトドアブランドならではの特長と、カリマーの歴史的背景を踏まえた上で「おすすめな人」のペルソナを3つの視点からまとめます。

本格的な登山・ハイキングを満喫したいアウトドア派の人

カリマーのリュックサックやジャケットは、イギリス国内外の険しい山岳やトレッキングで培われた技術が詰め込まれています。ショルダーやヒップへの負担を軽減する構造、湿気の多い環境や突然の雨にも対応可能な防水・撥水性能など、アウトドアを快適に楽しむための工夫が満載です。荷物の出し入れがしやすいポケット配置や、調整バンドによるフィット感の向上など、機能性を最優先に考える人にとっては非常に頼りになるブランドと言えます。実際に過酷な山岳地帯を踏破する冒険家たちも愛用していることから、性能の高さは折り紙付きです。

長期的なコストパフォーマンスを重視する人

カリマーは決して安価とは言えませんが、高い耐久性とサポート力を備えたアイテムが多く、結果的に「長持ちするので買い替えが少なくて済む」「トータルのコストを抑えられる」という評価がよく聞かれます。街中で毎日使うリュックサックでも、ショルダーの縫製や底面の補強がしっかりしていて、数年使用してもほとんど傷みが出ないという例も珍しくありません。もし「すぐにダメになって買い直すのは面倒だ」「できるだけ長く使えるアイテムを選びたい」という考えがあるならば、カリマーは十分候補に挙がります。しっかりした品質管理も特徴で、購入後のメンテナンスで長く愛用できる点は大きなアドバンテージです。

シンプルで落ち着いたデザインを好む人

最近はネオンカラーや大柄のプリントを多用するブランドも増えていますが、カリマーのコンセプトはやや逆方向に位置づけられます。基本的にはロゴや装飾を最小限に抑え、カラーもくすみ系をはじめとするナチュラルなトーンが主流です。そのため、過度に派手なデザインが苦手な人や、あまり流行に左右されない定番的な外観を好む人にとってはうってつけと言えます。また、性別や世代を問わず使いやすいカラーリングが多いため、パートナーや家族と共用するケースにも向いています。イギリスらしい伝統的で上品な雰囲気を持ちつつ、無理にビジネス感を出さずに自然を感じられるのも魅力です。


カリマーがおすすめできない人

カリマーのアイテムはメリットが多い反面、確かに万人に向くとは限りません。ここでは「こういう条件だと、カリマーはあまりおすすめできないかも…」と考えられるポイントを3つ列挙します。

ファッション性を最優先し、斬新なコラボや新作を楽しみたい人

カリマーはブランドとして、機能性や耐久性を最重視してきた歴史があります。そのため、刺激的なコラボ企画や、毎シーズン目を引く派手なデザインを打ち出すといった動きは比較的少ないです。日常的におしゃれを楽しみたい人や、SNSで目立つような映えるアイテムを探している場合、カリマーのテイストはやや物足りないかもしれません。最先端のストリートファッションや、ハイブランドとの絡みを求める層は他ブランドを検討したほうが良いでしょう。

なるべく安価でアイテムをそろえたい人

本格的なアウトドア仕様で頑丈に作られている反面、カリマーのリュックサックやウェアの価格は総じて高めです。アウトドアブランドというカテゴリー自体が価格設定は高めですが、そのなかでもカリマーは耐久性や技術力に裏打ちされた値段となっている印象があります。「今ファッションとして少しだけ使えればいい」「来シーズンには別のものに買い替えるかも」という短期的な利用目的の人にとっては、コストパフォーマンスが悪く感じられるかもしれません。予算を最小限に抑えたい人や同程度の機能でより安価なブランドを探している人には不向きと言えるでしょう。

ビビッドカラーや華やかなプリントを求める人

カリマーの展開色はブラックやグレー、カーキ、ネイビーといった定番色の他に、多少明るめのブルーやレッド系統もありますが、基本的には堅実で派手すぎない傾向です。山の中でも自然に溶け込みやすく、汚れや雨染みが目立たないよう配慮した色設計が多いため、「もっと色味で遊びたい」「周囲から注目される鮮烈な色を使いたい」という方には響きにくいかもしれません。アパレルであれば、パステルカラーや実験的なデザインを求めるユーザーからはダサいと感じられる可能性が高いです。


カリマーのおすすめポイント

どのアウトドアブランドにも共通して言えるような機能面の良さだけでなく、カリマーならではの魅力も確かに存在します。ここでは、そのブランド特有のおすすめポイントを3つ挙げ、詳しく解説します。

英国ブランドらしい伝統と落ち着きに裏打ちされた信頼感

イギリスは歴史あるアウトドア・トレッキング文化を持つ国であり、カリマーは自転車用バッグの時代から積み重ねてきた経験で培われたものづくりの技術を継承しています。市場に迎合しすぎない姿勢は、一見地味に感じられるかもしれませんが、一貫して実直なアイテムを提供し続けることで「カリマーは堅実で信頼できる」というブランドイメージを獲得しています。古くささではなく「伝統の魅力」と捉えると、長年愛される理由が見えてくるでしょう。

豊富なサイズと細やかな背面調整機能で、体型や用途に対応しやすい

カリマーのリュックは、容量や形状のバリエーションが非常に豊富です。日常生活向けの小ぶりなデイパックから、長期縦走も可能な大容量バックパックまで、目的に合わせて選択肢が揃うのは大きな特徴です。背面長のサイズ展開やショルダーベルトのカッティングにもこだわりがあり、男性や女性だけでなく、子どもや小柄な人にも合うモデルを見つけやすいです。こうした「人に合う」フィット感の良さが、同じようなアウトドア用リュックの中でもカリマーを選ぶ決め手になっている場合が少なくありません。

修理・メンテナンスしやすい素材やパーツ取り寄せなど、長く使う文化をサポート

カリマーのアイテムは、長期的な使用を前提として作られているため、ハードに使っても破れにくくなるような生地を採用しつつ、それでも万一壊れた際には修理に出して使い続けられるよう部品調達が可能となっていることが多いです。一部モデルでは替えのファスナーやベルト部品が純正で手に入るケースもあり、ユーザー自身で簡単に修理できる場合もあります。「一度買ったら使い捨て」という風潮が強まる昨今において、こうしたメンテナンスのしやすさは「大切に使い込みたい」と考える人々にとって大きな魅力となっています。環境保護や持続可能性を重視する視点からも、長持ちするアイテムは支持を集めます。


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まとめ

「カリマーはダサい」という声の背景には、イギリスの山岳・自然環境を前提に実用性を追求し続けてきたことによる無骨さや地味な色合いが影響していると考えられます。流行を先取りした華やかなカラーや、大胆なシルエットのアイテムを楽しみたい人から見ると、確かに物足りなく映るでしょう。しかし裏を返せば、カリマーは耐久性や安定した機能性を重視し、時代に左右されにくいベーシックなデザインを守り続けているブランドでもあります。

実際、登山やキャンプなど本格的にアウトドアを楽しむ人々からは高い支持を受けており、上質な素材や堅牢な縫製、体への負担を減らす設計などが多くのユーザーに評価されてきました。

「長年使える相棒を探している」「流行よりも実用性を優先したい」「地味でもいいから使いやすいリュックが欲しい」と思う人にとっては、カリマーの無骨さや素朴さがむしろ魅力的に感じられるでしょう。一方で、鮮やかな色使いや軽やかなファッション性を第一に求める人には、やはり別の選択肢を検討したほうが満足度が高いかもしれません。

最終的には、自分の使い方や好みに合ったブランドかどうかを見極めることがなにより大切です。カリマーのアイテムが「ダサい」とされがちな理由を踏まえながら、あなた自身のスタイルや目的にしっかりマッチするかどうかをぜひ検討してみてください。

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